///NEO HOT CLUB/// ゆとり世代、iTunes,YouTube世代による新感覚トラック鑑賞会ネオホットクラブ
2012/04/26 thu.
#2: 津上研太
(Bozo,DCPRG)

ネオホットクラブ今回のゲストは津上研太さん。「第2回目にしてクライマックス」!
ジャズとの出会いを振り返りながら、あの人やこの人の「最高のソロ」というテーマで曲を紹介していただきました。

1 Sun Dance
How's Everything / 渡辺貞夫
ラジオで偶然知ったこの曲。これはジャズだ、と感じたそうです。ここからジャズライフがはじまります。
2 Oleo
Bag's Groove / Miles Davis
ライブで聴いたOleoとのあまりの違いに、「ジャズの世界では同じ名前の違う曲が横行している!」と考えた津上少年。
3 Maxine - Michael Brecker
The Nightfly / Donald Fagen
マイケル・ブレッカーの一番いいソロ。
4 Cool Struttin' - Jackie McLean
Cool Struttin' / Sonny Clark
ジャッキー・マクリーンは裏拍をかなり遅く刻んでいる。リズムを点ではなく面でとらえる感じ。
5 The Song Is You
Kim
Now's The Time / Charlie Parker
リズム・チェンジの進行で最初からソロに入るKim。こんなに速いテンポでもスウィングしている!
6 Ponta de Areia
Native Dancer / Wayne Shorter
はいはいウェイン・ショーターね、と聴き始めたときの衝撃。
7 Pensamento - Wayne Shorter
A Barca dos Amantes / Milton Nascimento
ソロの長さは重要でなく、雰囲気を作り出せるかどうか。
8 It Never Entered My Mind - John Coltrane
Workin' / Miles Davis Quintet
最後の最後に音を鳴らさずにいられなかったコルトレーン。
9 Love For Sale -
Cannonball Adderley/John Coltrane
1958 Miles / Miles Davis
拍の取りかたの違いで、キャノンボールからコルトレーンにソロが移った途端にベースとドラムの音が広がる。
10 Angel - David Sanborn
The Music Of Jimi Hendrix / Gil Evans Orchestra
ギスギスしていたころのデイビッド・サンボーン。けれどそれがいい。
たくさん持ってきていただいたCDをほぼ聞き終わり、ここで紹介した曲以外に音楽についてのお話もあり、最後は津上さんのサックスとナオヤコイケによる朗読とのセッション。演奏の様子はこちら(YouTube)!
あっという間の2時間、笑いあり感動ありでたいへん充実した会でした。ジャズ研現役部員にとってもよい刺激になりました。津上さん、どうもありがとうございました!
今回の内容について、みなさんのツイートがTogetterにてご覧いただけます。

Next : 2012.05.17 thu.
次回のネオホットクラブは類家心平さん(類家心平4piece band,DCPRG,WUJA BIN BIN)をお迎えします。詳細、実況はtwitter(@neohot)にて。


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